病気をしてから初めて、これからの自分の為に手にしたものはカメラでした。 すぐ近くの公園の木に、こんなに可愛い鳥がいたこと。 ずっとそこにあったのに見えていなかった世界。 足もとの花、花の香りを運ぶ風 風が揺らす木々の葉 木にとまる鳥、鳥が見つめる空 同じ空を見上げてる自分。 やっと気づけた 花も風も木も鳥も空も、こんなに近くで繋がっていたこと。 素敵なことは遠くではなく、ここに。 こんなに近くに、いてくれました。
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haru(中咽頭がん 60歳/罹患57歳)
※記載の内容は、2021年のご投稿当時のものです
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