病気と向き合う様になり、命というのは、命から命に受け継がれ、形は変わっても、続いていくものなのかもしれないと、思うようになりました。私はプランター栽培で「オクラ」を育てていますが、土に触れる事で「自然のありがたさ」がわかり、農家さんの苦労を知り、食べ物を大切にしようとする心が身につきました。
これから実になる花。
収穫を迎える実。
始まりと、終わりが、小さなプランターの中で叫んでいます。
そして、収穫され、今度は「人間の体」に形を変えて、その遺伝子は生き続けるのでしょう。
人間も自分の生きた証は、次の世代に引き継がれるのでしょうね。
山下睦 (肺腺癌がん ・年齢53歳/罹患した年齢51歳)